香港でプラチナチャレンジをする人はかなりマイナーだと思います。
せっかくなので、メリットやデメリットをまとめてみました。
そもそもプラチナチャレンジって何?
プラチナチャレンジとは、マリオットホテルグループの中の会員ステータスの中で、プラチナステータスを目指して一定期間に宿泊数を稼ぐ修行のことをいいます(自己流の解釈)。
通常は年間50泊しないとプラチナにはなれないのが、チャレンジ期間中なら大幅に少ない宿泊数(タオバオ経由なら8泊)でプラチナになることができます。
なお、マリオットホテルグループは、現在世界最大のホテルグループです。
(余談ながら、創始者の方が敬虔なモルモン教徒だったそうで、部屋には聖書のほかにブックオブモルモンが置いてあることが多いです。)
香港内では、セントレジスやリッツカールトンといった超高級ホテルも実はマリオットグループなのです。
ふとなんでだっけ?と思いましたが、タオバオで88VIP になったその日から、プラチナチャレンジは開始します。期限は120日。
私の場合は、中国の楽天、タオバオで色々買い物をしているうちに、タオバオポイントが1000ポイント溜まりました。(いくら買い物をすると、何ポイント溜まるか、といったシステムは不明です)
1000ポイント溜まると、通常888元(約15000円)かかる88VIPの年会費が、88元(約1500円)で済むそうです。
88VIPの特典は、特定の商品が5%引きになるとか、色々あるようなのですが、私はいきなりマリオットのゴールド会員になれることと、さらにプラチナチャレンジが8泊で済む(日本で開催しているプラチナチャレンジは16泊必要みたい)、というお得さにひかれて、即入会しました。
88VIPで獲得したプラチナステータスは中国以外でも有効なの?
もともと、タオバオを運営するアリババとマリオットが提携したので、優遇されているキャンペーンのようですが、日本から裏技的に88VIP を使ってやっている方もいて(88VIP、プラチナチャレンジなどでググってみてください)、まったく問題ないようです。
プラチナになるメリットは?
マリオットゴールド会員になるだけでも、レイトチェックアウト(可能な場合14時まで)やアップグレード(可能な場合、スイート以外)、ポイントが25%増量、レストランが20%引きといった特典がありますが、
プラチナになると、朝食無料、ラウンジアクセス可能(ホテルによる)、レイトチェックアウト(可能な場合16時まで)、アップグレード(可能な場合、スイートを含む)、ポイントが50%増量、レストランが30%引きと、いいことが増します。
プラチナになったら、いつまで有効?
プラチナ達成した年度と翌年度までステータスは有効なようです。(1月締め2月始まり)
今年なれば、2023年1月末まで大丈夫ですね。ちなみに、コロナ禍で旅行が制限されたので、今年は特別救済措置などがあったようです。
香港でプラチナチャレンジするメリットは?
特にないような気がします。
しいて言えば、マリオットグループのホテルが日本より限られるので、あれこれ迷う余地が少ないです(苦し紛れ・・)
プラチナ達成後は、レストランが30%引きになるので(日本のホテルだとプラチナでも20%引き)、リッツカールトンのようにお値段のはるところでアフタヌーンティーをするのに有効といえます。
香港でプラチナチャレンジするデメリットは?
選択肢が少ないし、お金がかかるし、家から近くて旅行気分はあまりない。
迷いが少ない、の裏返しで選択肢が少ないです。特に今コロナで香港から出られないため、深圳やマカオには繰り出せないのが痛恨です。
香港内には16のマリオットグループのホテルがありますが、そのうち何件かは隔離用ホテルになっていますし、超狭小で家族で泊まるにはまるには不向きだったりします。
また、日本での修行には、函館のフォーポイントやセントレア近くのホテルなど、格安の聖地があるようですが、香港内では安くても500~600HKD代がせいぜいなので、8泊となるとそれなりに費用がかかります。(コロナのせいで、以前よりはかなりお値打ちになっているとはいえ。)
さらに香港は、新界を含めても、東京都の約半分(約1000㎢)の面積しかありません。自宅から遠いホテルでも、せいぜい1時間で着いてしまうので旅行気分はあまり味わえないかもしれません。 (とはいえ、致命的な忘れ物をしても取りに帰れると考えれば気楽ですね)
さて、達成まであと1泊。プラチナ達成した暁には、体験談・攻略法をまた記事にしたいと思います。
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