2018年9月24日月曜日

最近の娘  2歳8か月


娘2歳8か月をすぎ、最近感じること。


ますます言葉が達者になり、しきりたがりな一面が出てきました。


私にウサギのミミリンのヌイグルミを持たせ、ミミリンのキャラクターでノンタンの絵本を読んでくれ、と言った難易度の高い指図までしてきます・・・


私が娘にしているように、「はい、これをこうしてごらん」などと、オモチャの指導をしてきて、その通りすると、「よくできたね!」などと褒めてくれたり。


お友達にも、「●●ちゃんは、クレヨンで遊ぶでしょ!」などと指示しています。
(そして全く無視されていますが)


食べ物への執着心もすさまじく、娘の好物のハンバーグを私が少しもらっただけで「ママ、ペーして!」「ペーして!」と返還を要求するほど

将来どんな子になるのか、ちとこわいとっても楽しみです。

2018年9月22日土曜日

幼稚園のお休み ~めっちゃホリデー(ある)♪~



今週は、台風山竹の被害を受け、香港教育局のお達しで香港内の学校は2日間お休みとなりました。(会社などは通常どおり)

先週水曜日も、山竹の前の台風でシグナル3(強風警告)が出て、幼稚園は午後休校。急きょお迎えにいったのでした。

こうした天候の影響にかぎらず、娘の通う学校は(他もそうだと思いますが)休暇が多く、

改めて年間予定表をみてみたところ、偶数月はなんだかんだ1~2週間のお休みがあることに気付きました。ただし6月は除く。

10月・・ミッドタームブレーク(1週間)

12月・・クリスマスホリデー(半月)

2月・・旧正月休み(1週間)

4月・・イースターホリデー(半月)※ただしイースターは3月の年もあり

6月だけは夏休みを目前にして頑張りどころ、ということなのか、ホリデーなし。

7・8月の夏休みは5週間です。

学費の高さを思うとエーンという感じですが、(学費は年間で月額料金×11か月分払うことになってます。)

子どもにとって、ちょいちょい休暇があるほうが負担が少ないのでしょうか。

(ちなみに昔中国(?)に駐在していた方から、幼稚園は旧正月以外一切休みがなく、子どもも当然毎日通っていたと聞きましたが・・・)

幸い娘は丈夫な方で、ほとんど病気では休んでいないのがありがたいところです。

毎日登園したときに手をアルコールで消毒してくれるのがいいのでしょうか。


さて、来る9月24日は十五夜、中秋節です。(満月は25日なんですが。)

イギリス統治の時代から、中秋節は人々が夜通し飲み食いして楽しむので、翌日を公休にするようになったそうで、今年は25日がお休みです。

2018年9月20日木曜日

【雑】保険のとびら~たたぁい~て~♪

この夏、SFの分野で不朽の名作と言われている「夏への扉」を読みました。
         
主人公が自分の会社を乗っ取られ、やぶれかぶれで30年間冷凍睡眠装置に入ってその後... という話で、

書かれたのが 1950年代とは思えないほど面白い話です。ロボット掃除機、といったアイディアも出てきます(ルンバやん!)

ところで、この物語では、30年後に主人公が加入していた保険会社が倒産しており、無事目覚めたのはいいけどすっからかん、という哀しい展開があります。

香港に来て1年が過ぎ、香港の保険はイイという話をきいてきて、年金の足しに、と申し込んでみました。

10年間は最低2.8%の利回りが保証され、よければ3.7%くらい見込めるという商品で、大きく儲かりはしませんが、まあ定期預金よりは少し良いか、というくらいのものです。

30年後、どんな世界になっているのか想像もつきませんが、ひとまず保険会社が倒産しておらず、娘が立派に育って、自分も健康でこの世に存在していれば、まぁ万々歳です。


2018年9月14日金曜日

「3000万語の格差」 続き①

読みにくくてすみません。

自分の備忘のため、非常にザックリメモと感想を・・・。

■赤ちゃん言葉は、赤ちゃんの言語学習にとって良い!・・・わが子に当初あまり使わないようにしていましたが、音が誇張されているので理解しやすいようです。

■算数の能力は生まれた日から育ち始める(!) 動物でも、おおよその物の数を把握する能力はあるけれど(エサが多い、少ないなど)、数という概念を理解してレベルの高い算数に進むには、「言語に依る」というステップがあり、大きな隔たりがある。
大切なのは、保護者が数に関する話をすることで、その量と、子どもの算数スキルは相関する。
空間認識に関しても(距離や大きさや形)、同様である。
なお、モンテッソーリ教育でも早期に算数のワークを始めます。

■この本でも触れられていますが、算数の能力に潜在的な男女差はないと言われています。(昨今医学部入試での性差別事件では、私も心底コンニャローと思っていますが)
女の子は算数が得意ではない、というような固定観念ないし母親自身の思い込みから、女子は、数に関する言葉をかけられる回数が、男子に比べかなり少ないようです。
7歳くらいで、既に女子自身が「男の子に比べたらできない」と思い込んでしまうことも将来に悪影響を及ぼしているとのこと。少なくとも私は娘にはどんどん算数をやって自信をつけていってほしいですね。
ちなみに、英語だと11から19までの数え方が特殊なので算数的に不利な側面があるとのこと。算数に関しては日本語で考える方が有利なようですね。

まだ続きます。

大型台風が来ます!  ~窓にテープ・貼るべきか、貼らざるべきか~

数十年に1度というほど大型の台風が今度の日曜日香港にくる可能性が高いとのこと。

マンションのロビーのガラスには既にバッテンに補強用のテープが貼られています。

受付の人に、部屋のガラスにも貼る必要があるかきいたところ、

「今回はかなり大きいから貼った方がいい」と勧められたこともあり、

どんなふうに貼るのがいいか、

taping windows for typhoon

でググってみたところ、

myths(神話)、useless、stop

等のワードが並んでます・・・



たとえ効果がなくとも、なんとなく貼った方が安心できるので少しやりたくなりますが、

「貼ると、ガラスが割れたとき、破片が大きくなって危険」

というのも、貼ってはいけない理由だそうです。

貼ったり剥がしたりする面倒を考えると、ならやめとくか、というところですが・・・

さてどうしましょう。

(追記)
その後、ママ友が香港の記事を送ってくれました!
アメリカと香港では事情が異なるようで、ともかくガラスが共振で割れるのを防ぐ効果があるとのこと。あとマスキングテープなら剥がすのが楽ですが..売り切れ続出の模様です😭

https://m.scmp.com/news/hong-kong/health-environment/article/2164276/super-typhoon-mangkhut-hong-kong-shops-run-out?amp=1


2018年9月6日木曜日

【読書】「3000万語の格差」ダナ・サスキンド著

以前触れた「3000万語の格差」やっと入手しました。

本の帯に「人生の基礎は3歳までの言葉環境でつくられる」との煽り文句が・・・

3歳まであと半年もない娘の言葉環境は、現在、日本語80%、英語15%、マンダリン5%、といったところでしょうか。この環境がどう娘の将来に影響するのかも気になって、読んでみました。

まあ、●歳までに●●という煽りは大体信じなくていいようなので、あまり気にしないようにしつつ、

いくつか印象深かったことを・・

●「3歳まで」=4歳の直前までのことでした(ズッコケる私)


まず著者は、「小児人工内耳外科医」です。
人工内耳を聴覚障害の子どもに移植するという経験を通じ、保護者の話し言葉の重要性を研究するようになっていったそうです。


先の3歳まで、と言うのは、3歳の終わりまでに脳の物理的な成長の約85%が終わる、ということと関連するようです。
(※3歳の終わり=4歳の直前なので、うちの娘にはあと1年半程の猶予があることに☆)

人工内耳の移植を受けた時期がわずかに遅いだけで、その後の発達具合に大きな差が出たケースを通じ、3歳の終わり頃までに豊かな言語環境があるかないかで、脳の発達具合が全く違ってくることに著者は気付きます。

で、著者以前に、子どもが聞く言葉の重要性を研究した科学者がいて(ハートとリズリー)、第2章はその紹介です。タイトルもこの研究に由来しています。
この研究によれば、社会経済レベルにより分けた家族グループ群を比較すると、家族の間で話されている言葉の数に大きな差があることが明らかになりました。

一番上のグループでは3歳の終わりまでに4500万語の発語を聞くのに対し、一番下(生活保護世帯)のグループでは、1300万語、ということで、ざっと3200万語の違いがある、という衝撃的な結果が出て、その後の教育政策などにも大きな影響を及ぼしたとのことです。
(※なお、この研究の問題点については、以下ご参照くださいhttp://kodomoinfo.org/recent_3_20180629.html
 ザックリ言うと、たった42家族の調査だったことや、当時研究者が家に来て録音するという方法でリサーチしたので、貧しい家庭は委縮してしまい言葉少なくなりがちに・・、他方上級の家庭では普段より話しまくってしまう、という歪みが生じたようです。デジタル録音機で行われた再調査結果(2017年発表)では、その差は大体400万語とのこと。)

そして、初期の言葉環境が3歳時のIQにも、さらにその先々の発達にも影響することがわかりました。
ただし、関係するのは単純に言葉の量だけではありません。
1「ダメ」「ストップ」「それ、やめなさい」で始まるやり取りは子とのの言語習得の能力をおさえてしまう。
2 語彙の豊かさも重要
3 家族の会話習慣も重要 親同士があまり話さない家庭では子どももあまり話さない
 (↑これは個人的にも、実家に帰るたびに娘がよく喋るようになるなぁと、実感しています)

4 肯定的なフィードバックも重要
5 雑談(ビジネス・トークではない「おまけの話」)も大事・・親子のやり取りのおまけの話に含まれている内容こそが豊かな脳の発達に必要


ところで、肝心の「早期の言葉環境が子供の脳の言語処理能力にとって重要なのはなぜか」という点ですが、
この本で紹介されているファーナルド教授によれば、脳の言語処理速度(既に知っている言葉にどれだけ早くたどり着けるか)が、学習にとって二重の意味で重要だから、とのこと。
鳥の絵と犬の絵を見せて、
「鳥を見てください」
と言われたときに、「鳥」という既に知っている言葉を認識するのに時間がかかってしまうと、それに続く言葉も認識しそこね、学習が難しくなるからです。

分かりやすく説明するために、「多少知っている外国語で会話している時」が例として挙げられていますが、あああ、まさに、香港での私の状況で、頭が痛い・・・

  ~続きます