2020年8月31日はマリア・モンテッソーリの生誕からちょうど150年でした。
香港に移り住んですぐの2017年8月31日にちょうどこのブログを始めたので、ブログ開設3周年。細々と続いております。
指先の発達が脳の発達につながるといったモンテッソーリの研究成果は、いまやごく当たり前のこととなっており、普通の幼稚園や保育園でも幼児に指先を使う作業をよくやらせます。
モンテッソーリの教えでもっと素晴らしいのは、自律的な人間を育てることが他者に寛容な人間を育てることにつながる、そして究極的には世界の平和につながっていく、ということだと私は思っています。
ところで娘の幼稚園は、家庭で子供をみられない生徒に限って現在生徒を受け入れてくれています。娘も先週半ばから幼稚園に戻ったところです。
ところが先日、もう「学校に行きたくない」というので何かあったのか尋ねると、「●●に、You are three years old!と言われた」というのです。
娘はもう4歳なのに、わざと意地悪で赤ちゃん扱いしたのかな?と思い、それなら「×××と言い返してやったら?」と反撃させようとしてしまいましたが・・
いかんいかん、これでは戦争になってしまう、と考え直し、「先生から、それはNiceじゃないよ、と注意してもらおうね」となだめました。
さて、翌日先生に、「娘が●●にこんなことを言われたらしいのです」と相談すると、先生はあきれ顔で、「あのね、娘さんと●●はいっつもいっつも喧嘩してるんですよ!そのたびに注意しています!」と衝撃のお話。
●●は5歳で大きいし、勝手に娘がいじめられていると思い込んでましたが、案外娘も言い返していたのかしら。知らなかったのは親ばかり・・・。
その日以来●●は幼稚園に来ていないらしいので娘の不戦勝(?)が続いているようですが、えーと異年齢保育の良さ(大きい子は小さい子の面倒をみる・模範となる、小さい子は大きい子を模範として真似て育つ)はどこへ・・・
なんだかよくわかりませんが、焦らず見守っていこうと思います。
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